「ひだまり指数」という言葉をネットで見かけました。更に見てみると、太陽光発電のパネル1kWあたりの一日発電量のことを言うらしいです(ひだまり指数とは)。これって、私がいつも太陽光発電の評価に使っている値そのものですね。この値は本当に便利だと思っていますが、やはり同じことを考える人がいるんですね。他にも多くいるだろうと思います。
「ひだまり指数」という言葉を使っている会社は太陽光発電の遠隔監視装置を提供していて、その製品の名前が「ひだまりeyes」というので、それと合わせてこの名前を付けたのでしょう。従って、「ひだまりeyes」は「ひだまり指数」を自動的に計算して表示してくれます。
この会社の経験では「ひだまり指数」はまず7を超えることはないらしく、「ひだまりeyes」の「ひだまり指数」表示グラフも最大を7にしてあるそうです。我が家の屋根発電では最大は7.2に達していますが、これはパネルが光照射効果のあるCISであるためかもしれません。きっとソーラーフロンティアだと7を超えている人が他にもいるでしょう。
ところが、最近は太陽追尾式の発電所に「ひだまりeyes」を付けるところが出てきて、そこでは7をはるかに超えて9近くなったそうです。そのため表示グラフの最大値を9に変えられるようにしたらしいです。この話自体もおもしろいですが、追尾式なら20-30%発電量が増えるということも参考になります。
「ひだまり指数」は確かに良い指数だと思いますが、さすがにこのネーミングはこの会社の製品名べったりなので(笑)・・・、定着するでしょうかねぇ?
ところで、この値は英語で ”Peak Hours” と言われています。もともとこの値はパネルの定格で何時間稼働したかに相当するもので、またパネル定格は “Peak Watt” と言われているところからPeak Hoursになったのではないかと思います。その意味では日本語で、定格等価稼働時間、あるいは単純に稼働時間や等価稼働時間でもよいのではと思います。
個人的には、いつもパネル1kWあたりの一日発電量と書くのが面倒くさいのですが、「ひだまり指数」と書くのにもちょっと抵抗があります。やはり、パネル1kWあたりの一日発電量と書くしかないでしょうか。
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