宮古島ではCO2排出量を2030年に2003年比37.3%減、2050年に69.1%減を目指して再生可能エネルギーなどを利用したプロジェクトが進んでいます(「日本南西端の島」で最先端の再エネ事業が始動 宮古島が日本のエネルギー政策を変えるか?)。
宮古島では種々の事情により、これ以上の環境悪化が許されないため、かなり切羽詰まった再エネ利用事業のようです。とは言え、内容を見ると、太陽光発電は良いですが、エコキュートや蓄電池の利用とデマンドコントロールによるピークカットで目標を達成しようとしているらしく、「本当にこれで実現できるの?」と思ってしまいます。
エコキュートでお湯を沸かすと言っても、そんなにお湯の需要があるのですかね。蓄電池はまだまだ高いですし、デマンドコントロールでそんなに効果を上げられるのですかね。あるいは何かの補助金があるとか・・・。ただ、既に宮古島の電力事業は大赤字らしいので、それを軽減する程度の効果があるだけでも、十分に価値はありますけれどね。
まぁ、経済性はともかく、運用の経験・データはとても価値があると思います。将来、蓄電池がもっと安くなったら、経済的な運用ができるようになるでしょう。とりあえずは、環境保護の目的もありますので、頑張るのでしょう。
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