住宅用太陽光のコストがグリッドパリティを達成

最近の「環境ビジネス」のニュースですが、ようやく日本の太陽光もグリッドパリティ時代になってきたようです。やはり、FITの貢献が大きいのでしょうか。

 

私は「環境ビジネス」の会員ではないので、詳しく記事を読めないのですが、紹介記事だけを読むと、2014年の住宅用太陽光発電の価格(36.4万円/kW)を設備利用率12%、20年間使う場合にkWhあたりのコストが20円台になるらしい(20円台というのは20-21円で20-30円のことではない)。

 

設備利用率12%というのは年間のkWあたり発電量にして1051kWhだから、余裕で達成できそうです(詳しくは「設備利用率と売上」を見てください)。

 

確かにこのコストだと電力会社の電気代より安いので、太陽光発電の方が得のように見えますが、実際には発電している昼間にほとんど電気の需要がなく、夜に使うにはバッテリーなどのコストがかかるので、太陽光が本当に得というわけではないようです。今はFITがあるので電力会社は余剰電力を高く買ってくれますが、FITがないと電力会社は電気を10数円/kWhでしか買い取ってくれないでしょう。まだもう少しコストダウンの必要があるようですね。

 

20年償却で20円台になるのなら、野立ての27円はまだビジネスの可能性があるということになります。設備利用率はもっと上がるでしょうから、土地や保守を安く確保できれば利益ということになります。これからが本当のビジネスかもしれません。

 

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