アメリカのテスラの太陽光パネルがウォルマートで火事を起こしていたことはこのブログでも触れましたが(焦るテスラ社、太陽光パネルで火事)、実はアマゾンの屋根でも火事を起こしていたようです(アマゾンの倉庫でもテスラのソーラーパネルが発火)。
これ、やばいですよ。テスラの太陽光はもう難しいのじゃぁないですか。
テスラは太陽光でパナソニックとも協業していますが、パネルはソーラーシティという会社が作ったもの。ソーラーシティというのはテスラの創業者イーロン・マスクの親戚が経営していて、経営状況がおかしくなったのをイーロン・マスクが買い取ってテコ入れしていました(テスラがソーラーシティを買い取るのは無謀だという意見が当時強くあったと思います)。火事を起こしたウォルマートの太陽光設備もアマゾンの太陽光設備もこのソーラーシティが請け負って設置しているようです。火事の原因は明らかにパネルや工事にあるようです。
テコ入れしてこんな事故を起こすようでは、ソーラーシティの体質は全然良くなっていないと見られても仕方がありません。テコ入れになっていないですね。
どうもイーロン・マスクという人は、派手な動きをすることは得意ですが実務は弱いような気がします。本業のEVでも大々的に発表したモデル3の生産がなかなか立ち上がりませんでした。それでもモデル3は何とか立ち上がってきましたが、太陽光の方は立ち上がれるでしょうか。
派手な動きの好きなイーロン・マスクがどのように立ち回るのか、興味深いところです。
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