エネ庁の「再エネ主力電源化のため」の見解

日本政府が「再エネを主力電源化する」と明言したことはご存知の方も多いと思います。ところが同時に発表されたエネルギー基本計画骨子案を見ると、再エネも原子力も構成比で20%強程度とこれまでと代わり映えのしない目標にとどまり、ガッカリした方も多いと思います。私もガッカリしていましたが、そうしているうちにエネ庁から再エネ主力電源化への見解がHPに掲載されました(再エネの主力電源化を実現するために)。

主力電源化のために

内容は結構濃く、全体の課題を指摘した上で課題解決の方針などを示す資料をリンクさせてありますので、全部を理解しようとするとかなり骨が折れそうです。私もHPのこの記事をザッと読んだだけなのであまり大きなことは言えませんが、ちょっと感想を・・・。

 

まず、この記事を読めば再エネ推進の課題が包括的に判るようになっていますので、大変参考になると感じました。さすがにエネ庁ですね。ただ、どう読んでも言い訳がましい文章ばかり続くので大変疲れます(笑)。やはりエネルギー基本計画骨子案が後ろ向きなことにエネ庁も罪悪感があるのでしょうかね。「再エネの主力電源化を実現するために」という言葉は前向きに聞こえますが、「あれが難しい」「これが難しい」というような「できない理由」が並ぶ提案書になっています。なんか寂しいです。

 

エネ庁はエネルギー基本計画にどのようなスタンスなのでしょうね。もちろんエネ庁の中にも再エネ部門や旧エネ(?)部門もあるでしょうから、全体が同じスタンスではないでしょうけれど。私は再エネ部門の人の講演などをよく聞いていますが、当然、再エネ部門の人はもっと再エネ導入に積極的です。彼らがエネ庁の中で主力化しないと本当の再エネ主力電源化は難しいのでしょうかね。

 

 

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