題記のような記事が日経で報じられました(シャープの太陽電池事業、昭シェルと統合 革新機構検討)。残念ながらこの記事は会員限定なので、私は頭の部分しか読めませんでしたが・・・、しかし、シャープの再建についてはまだ革新機構とホンハイが争っている状況では? まぁ、中の記事に書いてあるのかもしれませんが。
で、
シャープ自身が作った再建案では太陽電池事業は残すことになっていました。その時にも異論があったようですが、やはり外から見れば太陽電池部門は切り捨てになるのでしょう。こんなところからも自力再建計画の甘さが伺えます。
ただ売り先が昭和シェル、つまりソーラーフロンティアだと太陽電池のタイプが違いますので、アレッ?と思った人が多いと思います。私もそう感じました。
確かに太陽電池のタイプが異なっても、人的資源は流用できるでしょう。また営業資産は価値があると思います。ソーラーフロンティアは我が家の屋根に載っていますが、これまでの対応から彼らは民生部門に弱いなという印象がありますので、その補強になるでしょう。
そうは言っても、今の太陽電池業界は過当競争になっていますので、ソーラーフロンティアでさえも事業を維持していくのは大変だろうと思います。そのような中で、他社の切り捨て部門を受け入れる余裕があるのでしょうか? しかし、こういう話が外に出てきているということは、ソーラーフロンティア側もその気でいるのでしょうから、私の判らないもっと深い読みをしているのかもしれません。
まさか、この話をリークすることで潰そうとしているのではないでしょう。
まだまだ詳細は判りません。
とにかく、少しでも人材が有効活用されていくことだけは願っています。
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