太陽光パネル事業が難しくなっている中で、ソーラーフロンティアはなかなか頑張っていると印象を持っていましたが、やはり市場縮小の影響を受けているようです(ソーラーフロンティア、宮崎工場、年内停止へ)。
ソーラーフロンティアは宮崎工場を停止して、従業員は希望退職と配置転換で対応するそうです。希望退職は1割で50人ということは全体で500人ほどの工場だったのですね。生産は主力の国富工場(700MW)に集約するらしいですが、ここも合理化を進めないと価格競争は厳しいようです。
ソーラーフロンティアはCIS太陽電池で、シリコン太陽電池より効率は少し劣りますが、コストパーフォーマンスが良いので根強い人気があります。そのため、今の太陽電池不況の中でも頑張れているのだろうと思っていましたが、ここも厳しいというのは寂しい限りです。CISも最近は20%を超える太陽電池が研究開発では報告されていて、シリコン太陽電池と張り合えるかなと言う期待もありますが、ソーラーフロンティアはそこまで頑張れるでしょうか?
CISは不可解なところもありますが、面白い太陽電池なので、何とか頑張ってほしいところです・・・。
コメントを残す