1ヵ月ほど前にTwitterでパネルトラブルの発見例が報告されていました。少しコメントしたいなと思っているうちに、暑くなってきたので休んでいましたが、ここで取り上げます。実はTwitterの投稿を無断流用することになりますが、下に示したものがそのTWです。
この投稿者が言われているように、私も1枚や2枚だけトラブルパネルを発見しても暫く様子見するしかないだろうなと思っていました。同様のことを言われているので心強く思います。
普通、メーカーがパネルの交換に応じるのは出力が10%以上低下した場合ですが、ユーザーがそれを証明するのは簡単ではありません。そのためにはパネル1枚だけで出力を測らなければなりませんし、測定は正当な方法でなければなりません。メンテ会社などに頼めばできますが、結構な金額がかかるでしょう。
1-2枚のトラブルなら様子見するより仕方がなさそうです。
測定ができたとしても「トラブルの原因が製造者責任であること」を証明することもユーザーにとって難しい問題です。パネルの出力低下が、製造時の問題によるものか設置時の問題によるものかの切り分けは困難です。この辺りをメーカーとどのようにうまく交渉するかも課題でしょう。
なかなか、ユーザーは弱い立場ですね。有能なメンテ会社と契約しておく方が良いのでしょうか?
さて・・・、
掲示した写真では黄色いところの温度は80度ほどと判りますが、白いところが何度かは不明ですがそれほど高くないような気もします。またセルの中央部だけの温度が上がっているようで、普通ならセル全体が加熱するので、少し珍しい現象のようにも思えます。
「何が起こっているのか」、「どう対処すれば良いのか」、メーカーや設置会社が親切であれば、相談に乗ってくれるかもしれません。トラブルがあるとメーカーなどとはつい対立しがちですが、こういう時のために、普段から彼らと仲良くしておくのも一つの手かもしれません。
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