太陽光発電所の出力をモニタリングして、パネル掃除が必要になると教えてくれるサービスが開発されたそうです(太陽光パネルの適切の洗浄時期を通知、汚れの影響を定量化)。
こんなサービスまでしてもらわなくても、パネルの状態をちょっと見りゃ、洗浄が必要かどうかぐらい判りそうなものだろうと思いましたが、なかなか見に行けないような発電所もあるでしょうから、そんな時には役に立つのでしょう。
記事を見ると、遠隔装置の他に日射計を付けることが必要とか。それならパネルの状態を推定するのは簡単ですね。教えてもらうまでもないと思いますが・・・。そもそも遠隔であっても、年に2-3回は現地の状況を見に行った方が良いですよ。普通なら洗浄なんて年に1-2度もやれば十分でしょうから、それぐらいの現地訪問でも間に合うと思います。最低の管理ができていたら、それほど必要じゃないサービスと言う気もします。
まぁ、私のようなマニアから見ると、日射計を使って発電状態を知ることができるのはいろいろ遊べそうで魅力的です。もっとも、今更、お金をかけてまでこのようなサービスを入れようとは思いませんが、値段次第かもしれません。
で・・・、 パネルの洗浄と言うのは太陽光発電でよく話題になり、理解しやすいテーマだと言えます。太陽光発電では遠隔監視装置を付けないオーナーが多い中で、こういう判りやすい話題で遠隔監視の必要性をアピールすることはとても有効ですね。
改正FIT法で発電所の保守が義務付けられるようになり、これまでのオーナーも少しは遠隔監視の必要性を理解してもらえるようになって来ていると思います。こういうものを通じて、少しでも多くのオーナーが保守に前向きになってもらえるという効果があれば歓迎すべきことですね。
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