私はずっとPV insights というサイトでモジュール価格を追いかけています。最近はモジュール価格も低下傾向が弱まってきたかなと思っていましたが、やはり低下傾向は続いているようです。下がここ数年のモジュール価格グラフです。ただし、この価格はメガソーラークラスの大口購入の場合らしいので、数十kWぐらいの購入ではもっと少し高いかもしれません。
最近少し低下傾向が強くなっているようにも見えます。この傾向で行くと、50セント/kW をもうすぐ切りそうですね。
太陽光発電のコストはまだまだ下がるという強気の見方もあります(再生可能エネルギー コスト低下により変わる未来)。
太陽光発電としてのコストの場合は、モジュール価格だけでなく、架台やパワコン、工事コストなど様々なコストが下がっていかなければなりませんが、この記事では太陽光発電コストは更に半分に下がるというハーバード大学の応用物理学教授ディビット・キース氏の予測を紹介しています。いろいろ条件もあるようですが、今の半分になれば既存電力との価格競争力もついてきます。
記事ではコスト半分がいつ頃実現するかまで判りませんが、日本でも2030年までに既存電力とコスト競争力を持つことが目標になっています。この目標、本当に達成できるのかと思っていましたが、かなり実現性が高くなっているようです。
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