太陽光発電をやっている者にとって、電力需要のピークが夕方に来ているというのは寂しいことですが、これは事実として受け止めなければなりません。ただ、ピークは必ず夕方に来ているのでしょうか? 地域や季節などによってはやはり昼間にピークが来ているということは無いのでしょうか? この辺り、もう少し頑張って調べてみようと思いました。
まず10電力によって電力需要がどのように異なるか調べてみました。ちょうど電事連(電気事業連合会)がHPで10電力の「でんき予報」を掲示しているのを見つけましたので(沖縄電力だけはリンク)、そこから切り出した昨日の電力需要曲線をズラッと下に示します。
これらを見てお判りのように、中国電力や四国電力は夕方と昼間のピークがほとんど同じで、他は全て夕方にピークが来ています。昼に明らかにピークが来る例は無し。程度の差は有れ、ピークは夕方に来るようです。
あまり地域には依存しないと見ていいのかな? 最近流行のコミュニティグリッドを作ってもそうなるのだろうか? コミュニティグリッドのように小さいと、その場所の特徴が強く出るので何とも言えないか。
昼ピークというのはもう昔の話で、今では「ピークは夕方」が常識なのかな・・・。私が昔(20年ほど昔ですが)同じように電力需要を調べた時は、まさに昨日紹介した関電の図のような需要曲線でしたが・・・。
一体いつ頃からこのようになったのでしょう? もう少し、需要曲線について調べたいと思います。
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