数日前にこのブログで、みんな電力がブロックチェーンを使った電力取引システムの実証をしているという記事を紹介しました(ブロックチェーンを使った新しい電力取引システム)。みんな電力の実証に参加している会社は4社と言うことでしたが、そのうちの一つが丸井グループのようです。で、丸井グループはみんな電力の実証に参加するだけでなく、資本業務提携まで行うようです(丸井グループがみんな電力と資本業務提携、ブロックチェーン利用で店舗の再エネ化推進)。
この提携、みんな電力はこれにより資金調達や顧客獲得が楽になるのが魅力でしょうが、丸井グループからはどういう意味を持つのでしょう。丸井グループはRE100を目指しているようですが、それなら資本業務提携までしなくても、みんな電力から電気を買うだけで済みますからね。丸井グループは電力事業まで業務拡大するつもりでしょうか?
また、この記事を読むと、とりあえずブロックチェーンを使って再エネ電気の調達に成功したことは判りますが、「だからどうなんだ?」というところが良く判りませんね。みんな電力のシステムを使ったら「安くつく」とか「効率が良い」と言うようなことがないと、第三者からはどうでもよい話になってしまいます。何か魅力があるから資本業務提携までするのだろうと思いますが、そこが判りませんでした。秘密なのかな?
コメントを残す