こんな方法でエネルギーを貯蔵するのですね(電力を「圧縮空気」で蓄電するシステム稼働、静岡県で再エネの出力変動対策に)。知りませんでした。空気を圧縮するほかに、圧縮・膨張過程の熱の発生・吸収も利用するようです。
NEDOの実証研究として2015年から行っているとか。18.37MWの風力と連動させて、風力の出力変動の吸収・制御の実証することになっています。早稲田大学とエネルギー総合工学研究所がNEDOの研究委託を受けて、神戸製鋼が外注で機器を作るようです。研究委託を請けると赤字なってしまうので神戸製鋼は外注を選んだのでしょう。ズルいですね。
系統安定のための30分同時同量制御を目指しているようで、風力の発電予想と合わせて実証していくようです。風力と空気圧縮は相性が良いのでしょうかね? 良く知りませんが。
写真を見るとかなり大きな設備のようなので、これがこの方式の弱点なのかもしれません。場所さえあれば問題ないのですが・・・。とにかくクリーンであること、難しい技術を使っていないところが魅力です。原理的には難しものでは無さそうですが、問題は効率やコストでしょう。どれぐらい現実味があるのか、気になります。
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