RE100というのは企業が使う電力を100%再生可能エネルギーにする活動で、パリ協定達成を支援しようとする民間の活動です。日本の会社はあまりパリ協定に熱心でなく、RE100からも不評です。これまで日本からは3社しかRE100に参加していませんでしたが、大和ハウスが参加を表明しました(大和ハウス、「RE100」に加盟、再エネ開発を強化)。
これでやっと4社です。日本の会社はRE100には冷たいですね。RE100の怖いところは、これに参加している会社はRE100に参加していない会社を取引面で冷遇する可能性があるということです。つまり、RE100に参加していない会社はRE100に参加している会社に取引してもらえないかも知れないということです。日本の会社はまだ様子見なのかもしれませんが、世界の主要な会社がRE100に参加して、日本の会社を相手にしなくなったら困りますね。
アメリカはトランプがパリ協定脱退を宣言しましたが、民間会社でRE100に参加しているところは結構たくさんあります(RE100と現在の加盟企業)。アマゾンやGoogle、アップルなどの著名な会社も多く参加しています。またアメリカの金融業が多くRE100に参加しているところを見ると、再生可能エネルギーに積極的に投資しようとしているのではないかという気がします。
日本からRE100に参加している会社は4社だけ。どうなるのかなぁ。
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