先月の太陽光発電シンポジウムでエネ庁が「太陽光発電が基幹電力になることを目指す」と宣言していました。もちろん、これは太陽光発電推進側の発言なので、少し割り引いて聞かないといけないですが、一方で、対抗している大手電力でも太陽光発電の威力を認め始めたという記事がありました(ついに大手電力が「再エネは怖い」と知った)。
大手電力は2016年にはまだ「再エネ大したことない」という意識だったものが、2017年に少しずつ変わり、同年の夏の電力需要が太陽光発電で低く抑えられて火力のフル活動がもう不要になったと知って、もはや太陽光発電を認めざるを得ないという意識になってきたそうです。
昨日、私はアゴラの「一部の新電力が瀕死状態な3つの理由」という記事から「太陽光発電が電力業界を変える」というブログを書きました。アゴラの記事には太陽光発電が安くなったことと、電力売買の複雑高度に制御するインフラが整ったことなど、太陽光発電普及を後押しする状況が進んでいることが書かれていました。これに加え、既に量的にも太陽光発電は旧電力に圧力をかける存在になってきているようです。
どうも私が思っている以上に早く、電力事業の変革が起きるのかもしれません。私は2019年問題がそのきっかけになると思っていますが、その準備などもあり、今年からいろいろな動きが顕著に出てくるかもしれませんね。
なんか面白くなってきたな。
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