大量蓄電池で系統安定化

蓄電池を使って系統を安定化する方法は再生可能エネルギーを大量導入するために有効な技術として期待されています。今年からは2019年問題で家庭に小型の蓄電池が大量導入される可能性があり、それらを制御したVPP技術にも期待が高まっています。このような需要を想定したのか一万台規模の蓄電池を制御して系統安定化する実証が行われています(一万台規模の蓄電池を”秒単位“で一括制御、再エネの出力変動対策に)。

一万台

関西電力、エリーパワー、三社電機で行っている実証試験らしく、昨年12月発表され、今月末に終了するそうです。エネ庁の「需要家側エネルギーリソースを活用したヴァーチャルパワープラント構築実証事業補助金」の対象プロジェクトです。

 

実証期間が随分短いですが、勝算があるのでしょう。そもそも国のこのような実証試験は勝算がなければ実施できません。その結果、この手のプロジェクトは報告書レベルではほとんど全て成功したことになっています。まぁ、ほぼ成功が見えている技術を、しっかりとした設備で確認したいというような時に、国の補助金に申請して確認すると言った方が良いでしょう。このプロジェクトも特に新しい技術開発と言うものでなく、既知技術を大規模に実施した場合のデーターどりという感じですね。

 

このプロジェクトは今月末に終わり、今月中に報告書が出るようです。背景はどうであれ、大量の蓄電池を系統安定化に使うノウハウを積み重ねることは良いことだと思います。報告書もしっかりと書いてほしいですね。

 

 

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