太陽光、私にとっての2017重大ニュース2

重大ニュース

2017重大ニュースの続きです。次のような出来事も印象に残りました。

 

  • ペロブスカイト太陽電池、ノーベル賞候補

ペロブスカイト太陽電池は日本人が発見したもので、急激に効率が上がり世界中の注目を集めていました。そのためか今年のノーベル賞候補にまで挙がりましたが、さすがに実用化されていないからか、受賞には至りませんでした。ペロブスカイト太陽電池は信頼性などの問題もありますから、まだ実用化できるかどうかは判りませんね。しかし、日本人の技術が、しかも太陽光発電分野で世界の注目を浴びたのは良かったなと思っています。

 

  • サウジで太陽光発電2.4セント/kWh

今のところ太陽光発電で世界最安値はサウジの2.4セント。そこまで至らなくても4セントを切っていた例は今年いくつか出てきました。これらはインパクトがあったと思いますよ。今や「太陽光発電は安い」という判断で投資する動きも出てきています。このように安いところは日本より日射量が倍ほどあるという利点はありますが、日本の16円/kWhとはあまりに差がありますね。土地代や人件費を考慮しても説明しきれない気がします。日本の太陽光発電、まだ安くなるでしょうね。

 

  • ソーラーワールド破綻

ソーラーワールドと言うと世界のトップクラスの太陽電池メーカーでしたが、やはり中国などの低価格攻勢に耐え切れず経営破たんに至りました。今の太陽電池業界の様子を象徴している出来事だと思います。しかし攻勢をかけている中国のメーカーも生産過剰気味で厳しいという噂もあります。年末にはなぜかレネソーラーのように経営者が株式を買い取って会社を私有化し、米国の株式市場から撤退するなど妙な動きを見せています。日本の太陽電池メーカーは太陽電池専業でないので厳しくても破綻には至らず、業務縮小・再編などを行って凌いでいますが、どうなっていくのでしょうね。太陽電池業界はまだまだグローバルな変動があるだろうなと思います。

 

まだいくつか指摘したい出来事がありましたが、長くなりますので、それらは明日アップします。

 

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