FITの買取り価格が下がり、太陽光発電はメガソーラークラスでないと事業は難しくなってきました。こうなると個人ではなかなか手が出難いですね。まぁ、個人では住宅太陽光が残されていますが、それではちょっと物足りないという人もいるでしょう。
そういう人には太陽光ファンドに投資するという手もあります。ファンドには怪しいものもあり、怖い面もありますが、そこを注意して投資していけば太陽光ファンドは結構安全確実な筈です。最近も太陽光のクラウドファンドが紹介されていました(太陽光に小額投資、「クラウドファンディング」活用)。
私も低圧の発電所の他に、太陽光ファンドにもいくつか出資しています。実はファンドの仕組みについては良く知らないのですが、元本が保証されている訳ではないと思っています。しかしFITを使った太陽光なら利回り3%ぐらいのファンドを作るのは難しくないと思っていますので、計画のしっかりしているところに出資すれば大丈夫と考えています。
私の場合、技術的な興味もありますので、発電実績などの技術データがもらえるところを選んでいます。恐らくそういう発電所は、しっかり運営されているのでしょうね。
で、上記のファンドを見てみると予想分配率が6-8%、運用期間20年となっています。この分配率と言うのは利回りではないでしょうね。太陽光で8%の利回りを作るのはちょっと無理ですから。これはあくまで分配率。例えば8%で20年とすると、20年間で8% × 20 = 160% 分配されるということ。つまり利回りは (160% – 100%) ÷ 20年 = 3% ということ。(もっとも20年後に元本がゼロということは無いでしょうが)
今私が出資している太陽光ファンドは利回り3.5~5%です。この記事のファンドは多くて3%なので、ちょっと魅力に欠けますね。銀行に預けておくよりはずっと有利ですが、これなら東証のインフラファンドを買う方が賢いような気がします。
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