昔は「抑制」されると言っていたように思いますが、今は「制御」されると言うのですかね。とにかく太陽光発電の出力が電力会社から制御される時代になりました。ここで言う制御とは、太陽光発電の出力が大きくなりすぎると、電力会社が太陽光の出力を抑えることができるようにするシステムのことです（再エネの発電量を抑える「出力制御」、より多くの再エネを導入するために）。「抑制」の方が適切な表現だと思いますが、婉曲な「制御」という表現に換えたのなら、ズルいなという気がしますが・・・・。
電力会社が勝手に太陽光の出力を抑えに来るわけですから、太陽光オーナーとしては面白くない話でしょうけれど、これは電力業界全体にとっては重要なことで、前出のサイトで経産省はそのことを力説しています。まぁちょっとこのサイトの説明では解り難いところはありますが、太陽光の人が（太陽光だけではありませんが）少し我慢すれば、多くの人が安心できるということでしょうね。また一部の人が少し我慢することでより多くの太陽光を導入できるようになりますので、太陽光業界全体としても歓迎できることと言っても良いでしょう。
バッテリーが使えたらいいのですけれどねぇ。そうすると制御されている間の出力を蓄えておき、制御が終わってから出力することができます。もちろん、技術的にはできるのですが、今だとバッテリーが高すぎて経済的には損をしてしまいます。
いずれはバッテリーも安くなり、みんながバッテリーを併設するようになったら、出力制御なんてへっーちゃらですけれどね。そういう時代を早く見たいなと思いますが、いつになるのでしょう。
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