太陽光パネルで「米中連携」などと言う目立つ言葉があったので気になり読んでみました(米中連携は、太陽光パネル普及の強力な促進策)。
要するに、米国は中国の太陽光パネルに高い関税を課しているだけでなく、中国も米国から輸入する原料シリコンに関税を課しているため、米国でのパネル価格が随分高くなっている。これらが無くなれば、太陽光はもっと安くなり普及促進されるという話でした。
とても真面な話ですね。スタンフォード大学の報告なのでこうなるのでしょう。補助金などの保護政策を否定しているところは感心します。しかしこれだけではトランプさんの気持ちを変えるのは無理でしょうね。トランプさんは国内雇用を守りたいだけでなく、再エネ自体にに興味を持っていませんから。
トランプさんは太陽光をどのように取り扱うのかなぁ。米国では既に太陽光発電がかなり安くなっていますから、政策は各州に任せておいてもある程度普及は進み、それで十分と見ているのでしょうか。まぁ、この記事のような中国に有利になるようなことはしないと思いますけれど・・・。
米国にはパナソニックがテスラ社と組んで太陽光に進出しようとしています。日本と米国では人件費はそれほど変わらないでしょうから、米国で生産した方が良いという読みでしょう。こちらはどうなるでしょうね。中国に勝てるかな?
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