FITの買取りに入札制度が導入されることになって初めての入札が行われました(太陽光発電の第1回入札、最安値は18円/kWhを切る結果に)。おそらく太陽光に関係している人達は注目していたと思いますが、入札結果をどう見るかは意見が分かれるところかと思います。
入札には業務計画が認められた上に保証金を払わなければならないのですね。まぁ、それはともかく落札結果は下表のようになったようです。
最低価格は17.2円/kWhと今年の21円よりかなり安くなりましたが、最高は21円と変わりません。こんなものなのですかね。21円でも落札できたというのは、意外に高いような気がします。発電事業者の中には、これで今後の入札でも利益が見込めそうなので、ホッとしているところもあるのではないでしょうか。
それにしても海外では4セント/kWhを切るところもある中で、日本はここまで環境が違うのでしょうかねぇ。日照条件、土地条件、人件費、技術要件など、いろいろ考えられる条件はありますが・・・。入札には海外の会社も入っていますので、グローバルな状況に近づいて来ているとは思います。それでこの価格ということは、日本で太陽光発電をしてもそれほど安くはならないということでしょうか。
この価格だと、FIT制度をずっと続けていかなければ太陽光は生き延びられません。バッテリーの導入などとても考えられませんね。あるいはこれから安くなるのでしょうか。かなり気になる入札結果だと思うのですが、太陽光の関係者の方はこの結果をどうのように見ているのでしょうね。気になります。
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