もっと早く出されていたら良かったと思いますが、経産省が太陽光発電の安定化に向けた課題と対策案を発表しました(大雨でも太陽光は大丈夫?再エネの安全性を高め安定的な電源にするためには①)。
2回に分けての報告で、今回は1回目として概論を紹介し、2回目で具体的な対策が説明されるようです。今回の概論だけを見ると、経産省がこれまで取り組んできたことがまとめられている感じで、特に目新しいものはないのですが、全体をレビューするのには役に立つと思います。次回の具体的内容はもっと参考になると期待しています。
こういう取り組みをすることは良いことだとは思いますが、なんとなく「手ぬるいな」という印象もありますね。最近は問題のある太陽光発電所があちらこちらで指摘され、世間の批判が強くなっています。写真などを見るとホントに酷いものが多いですね。このため経産省も先日、太陽光発電所の立ち入り検査をすると発表しました。これであのような酷い発電所は少なるかなと期待しましたが、その後、どうなっているのでしょう。早くやって欲しいですね。
悪質事業者に対しては「認定取り消しの上、事業者名を公表」ぐらいのことはやっても良いのではないでしょうか。それをやり過ぎと思う人は殆どいないでしょう。ただ、その後、その発電所をどうするかが少し難しいかもしれませんね。放置されてしまったのでは意味ないですから。没収、競売なんて・・・・さすがにそれは難しいだろうな。
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