太陽光発電所の設備廃棄費用を強制的に積み立てるという議論があったことは知っていましたが、なかなか難しいのではないかと思っていました。しかし本当に制度を作るようです(経産省、10KW以上太陽光発電廃棄費用の積立制度の具体案を提示)。
積立制度を作ることは良いことだと思っていましたので、具体的に制度化が進み始めたことは歓迎です。
もともとFITの買取り価格には廃棄費用が含まれていました。このためFIT売電した事業者はその費用を廃棄に使う義務があります(ただ最近のように買取り価格が低くなってからも、廃棄費用が含まれているかどうかは知りません)。ただ、この制度がFIT事業者に対するものか、太陽光発電全般に対するものかは良く知りません。いずれにせよ、このような制度ができると、廃棄システムが整備されて廃棄しやすくなっていくだろうと期待しています。
廃棄にどれぐらいかかるのか気になりますね。記事では廃棄費用に設備費の5%を見込むと書かれています。この値もFIT価格を決めた時と同じだったと思います。私も廃棄にザっと100万円ぐらいかかるだろうと覚悟しています。これまで廃棄費用のことを考えていなかった方には、この5%という値は参考になりますね。今からでも十分に間に合うと思いますので、準備してください。
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