台風19号が今夜にも関東地方を襲います。最大風速45m/s、瞬間最大風速60m/sと大変な勢力です。一般的に太陽光などの構造物は耐風速40m/sで設計されているのですが、それを超える強さです。不安ですね。
ただ、最大風速というのは周囲に障害物のなく地表からも10mほど上での値なので、普通に太陽光の設置されているところでそこまでの風速になることは稀な筈です。このため、耐風速は40m/sに設定されているのでしょう。私のソーラーの設置されているところでは後ろに林がありますので(これは購入時に確認した)、まずそんな強い風圧を受けることは無いと思います。
林でなくても建物などがあるだけでかなり風は弱まりますから、ほとんどの場合は40m/sの耐風圧で大丈夫だろうとは思います。ただ、風は判らないもので、局所的に風速が高まったりしますから安心はできません。できるだけ安全対策して置くことが望まれます。
一番心配なのは、しっかりとした強度対策をしていないソーラーでしょう。これまでに風で破損しているソーラーは多分、40m/sの強度を持っていなかったものだろうと思っています。
情けない話ですが、ソーラーの中には、特に低圧のソーラーの中には、強度設計不十分なものが多くあるようです。そういうところは今回の台風で破損しても仕方がないですが(ある意味、そういうところはこの際、吹き飛ばされて無くなって欲しいですけれど)、とにかく人災事故だけは起こさないで欲しいですね。
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