本日の発電量(4/18)と結晶系Si太陽電池

(カテゴリ: 屋根太陽光発電)

天気:雨
本日の屋根太陽光発電量 :2.01kWh
場所:埼玉県
パネル:ソーラーフロンティア、実質4.3kW
パネル1kWあたりの発電量:0.46kWh

一日中雨で発電量もほとんど無し。

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一通りパネルについてはお話しできたと思いますので、太陽電池セルについて思いつくままに少し書いてみます。

太陽電池として最も使われているのはシリコンを使った結晶系Si型。

結晶系と言っても単結晶と多結晶があります。見た目にも単結晶は単一の均質な感じになっているのに対し、多結晶は細かい結晶があちこち向いて固まっているという感じになります。
基板を作る段階では、単結晶と多結晶で製法が異なりますが、その後は全く同じです。

一般的に単結晶の方が多結晶より品質が良く、電池にした時の変換効率も高いと言われていますが、最近では多結晶を作る技術が上がる一方で、単結晶を低コストで作るために品質を少し落としているので、変換効率もあまり差が無くなってきています。

昔(1990年代)、太陽電池用のSiは半導体IC用のSiインゴットを切り出した後に残る屑Siを使っていました。
使える屑Siの量には限界があり、太陽電池の生産量は200-300MWが限界と思われていました。

しかし、2000年代から太陽電池の需要が増大し、太陽電池専用にSi材料が作られるようになり、材料の問題は解決しました。
今では半導体Siなどよりはるかに多くSiを使っています。

結晶Si系太陽電池は、私が前に指摘したようにマイクロクラックの心配はありますが、安定していて信頼のおける太陽電池と言えるでしょう。

Si系では他にアモルファスの太陽電池があります。

アモルファスSi太陽電池についてはまた明日にでも。

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