東急不動産がRE100に参加したそうです(東急不が「RE100」加盟、自社の再エネで達成へ)。RE100というのは会社の活動で消費する電力を100%再エネで賄おうとする国際イニシアティブで、世界的に有名な割に日本からの参加が少なかったのですが、このような大きな会社が参加することは歓迎できますね。
不動産会社というのは生産活動をしていないでしょうから(良く知りませんが)、比較的RE100に参加しやすいだろうと思います(これも想像)。それでも独自に太陽光246MWを持ち、更に太陽光405MW、風力117MW、バイオマス50MWを開発しているとか。凄いですね。でも、そんなに要るのかな。とにかく再エネに積極的なのが判ります。
気になるのは、FIT電気はRE100の対象にはならないこと。同社の電気はFITでは売っていないのでしょうか。最近はFIT価格も下がって、普通の電気とあまり変わらない価格になっていますが、それでもFITを使わないのは負担になるでしょう。また、再エネ発電特有の変動はどのように吸収するのでしょうかね。
ただ、東急不動産はリニューアブル・ジャパンに出資して業務提携しているそうです(東急不、リニューアブル・ジャパンの増資引受、粗笨提携を強化)。その辺りの調整をリニューアブル・ジャパンにやってもらうのかもしれません。
世の中ではいろいろ面白いことが始まっているなという気がしますが、だんだんと再エネが大企業の手に移り、我々のような弱小からは手が出ない世界になっていくような気もします。まぁ、社会インフラを担う事業ですからそうなるのでしょうけれど、なんか少し寂しいような・・・。
コメントを残す