東芝が太陽光発電の保守サービスを行うというニュースがありました（東芝ITサービスが低圧太陽光向けO&M代行、現場駆け付けも）。経営危機の最中に大丈夫かな？と思いましたが、皆様も同様に思われたのではないでしょうか。

東芝は、パネルはOEMでアメリカから輸入、パワコンはTMEICに譲っていますので、本体には太陽光発電に関してほとんどノウハウは無いはずですが、この東芝ITサービスというのはどのような会社なのでしょう。HPを見ると主にIT関係の運用管理サービスを行っていますが、電気工事サービスも行っています。その延長上で太陽光発電の管理サービスを行うのでしょう。

サービス内容は「モニタリング」「点検」「駆けつけ保守」のようですが、NTTスマイルエナジーやドライ・イーと連携して行うようです。NTTスマイルエナジーの営業網、ドライ・イーのノウハウ、東芝のサービス網という組み合わせになるのですかね。この体制で50kW以下の低圧連系の発電所に対し5年間に１万件のサービスが目標だとか。

まぁ、東芝は本体が危ないので、食っていけそうな市場を探してそこに人をはめ込んでいかないといけませんから、この分野にはある程度の需要が見込めますので頑張らないとね。しかし、そんなに需要があるのでしょうか？　１万件の「件」の意味が分からないので何とも言えませんが・・・。

ドライ・イーという会社も良く判りませんね。ここは省電舎の子会社で、省電舎も一時経営不安の噂もありましたが、今年になって東芝とこの太陽光保守事業の連携が話題になっていました。この事業、東芝と省電舎のどちらが得をするのでしょう？

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