日本国内で使えなくなった原発技術を海外で活かそうとした原発輸出の目論見が全滅しそうです(日立、英原発計画を凍結へ)。もう新規の原発と言うのは国内外を問わず、無理でしょうね。
既存のものをどう利用するかと言う話は残るでしょうけれど、それだけでは市場は小さく、原発関係者は転進を図らないといけないです。大変ですね。いや、私も元居た会社が太陽光から撤退した時は困りましたからね。でもまぁ、何とかなるものです。
日立では原発に代わって送配電分野を強化するのでしょうか、ABBの送配電部門を買収すると発表しました(日立、最大8000億円で買収、 スイスABBの送配電事業)。発電と送配電とはかなり違う分野なので、技術者の転進には難しいかもしれませんが、会社としては取り組む価値がありますね。
ABBは太陽光をやっている時もよく名前を聞きました。送配電分野は、これから再エネを普及させるためには強化していかなければならない分野ですから、日立の動きは面白いと思います。
この前の北海道のブラックアウトのようなことが無いように、日本の送配電網はもっと強化しなければなりません。主体となるのは電力会社でしょうけれど、日立さんはこの分野の技術力を強化し、しっかりサポートしていって欲しいと思います。
コメントを残す