これまで私の太陽光発電モニタリング方法として1kWあたりの1日発電量を比較する方法を示してきました。説明してきましたように、自宅屋根発電と市内のメガソーラーの比較、分譲発電所と同じ場所にあるファンドの発電所の比較を、主に1日の発電量と月平均の発電量で行っています。
今のところ、上に挙げた以外に鹿島のファンドによる発電所の発電量もモニタリングしています。これは単に参考のために見ているだけです。
これら全ての発電所の昨年の発電実績は下図のようになっています。
場所によって絶対値はバラついていますが、年間の傾向は大体一致しています。茨城と埼玉ではあまり差はないようです。昨年2月の自宅屋根発電量が低いのは大雪によるもので、このように比較すると差がはっきりわかります。
私が太陽光ファンドに出資したのはこのようなデータを採るためではありませんでしたが、結果的にはいろいろデータを集めることができ、私のような太陽光発電道楽人には好都合でした。これに味をしめ、関東圏で他にもデータを採れるファンドがないか探しています。取りあえず栃木で一つ見つけたので、出資することにしました。
私は「50kWぐらいの発電所なら、全体の発電量をモニタリングするだけで必要なことが大体わかる」という主義です。但し、一つだけでモニタリングするのではなく、参考になるところと比較モニタリングすることが肝要です。比較するところが多いほど良いでしょう。
しかし、このような方法は私のような道楽人には良いですが、他に仕事を持っているような人にも勧められるかどうか良く分かりません。最近は太陽光発電のモニタリングもいろいろなサービスが増えてきて、パワコン毎やストリング毎のモニタリングをしたり、更に異常の発見や応急対応などまで行ったりするところもあるようです。
皆様にはそれぞれの便宜を考え、モニタリング方法を決定されることをお勧めします。
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