前回50kWぐらいの太陽光発電所なら、ストリングやパワコン単位にまで行かなくて、全体の出力監視ぐらいのモニタリングで良いのではないかと書きました。但し、一つだけモニタリングするのではなく、近くの発電所と比較することが必要です。
で、私の場合ですが、次のようにいくつかの発電所を比較するようにしています。
- 自宅(所沢)屋根発電(4.3kW)と市内のメガソーラー(1.053MW)
- 筑波の分譲発電所(60.48kW)と同じ場所にあるファンド運用の発電所(282.24kW)
- これ以外に鹿島のファンド発電所(192kW)を参考にみる
比較には1日の発電量を見ますが、上記のように発電容量が異なっていますので、1日の発電量をそれぞれの発電容量で割り、1kWあたりの発電量を出して比較しています。
例えば昨日の自宅屋根発電量は24.15kWh だったので、これを発電容量の4.3kWで割り
24.15 ÷ 4.3 = 5.616 kWh/kW
となります。単位が少し紛らわしいですが、kWhをkWで割ったのでkWh/kWとしました。
同様に他の発電所の昨日の発電量を調べ、それらのkWあたりの発電量を計算すると
市内メガソーラー 5846kWh ÷ 1043kW = 5.552
筑波分譲発電所 311.8kWh ÷ 60.48kW = 5.155
筑波ファンド 1480.4kWh ÷ 282.24kW = 5.245
鹿島ファンド 1042.5kWh ÷ 192kW = 5.430
まとめると次のようになります。
自宅屋根 | 市内メガ | 筑波分譲 | 筑波ファンド | 鹿島ファンド |
5.616 | 5.552 | 5.155 | 5.245 | 5.430 |
多少、値が異なりますが、同じ場所に設置されている発電所どうしの出力は2-3%以内のズレに収まっているようです。これを1か月で平均してみると、同じ場所であればほとんど同じになってきます。
次回は1か月で見た例を示したいと思います。
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