蓄電池が普及することは、太陽光発電の普及にとって力強い援軍になります。蓄電池普及の最大のネックはやはりコストで、FITにより太陽光の普及が進む一方で、なかなか普及が進んでいませんね。そう思っていると、蓄電池は太陽光に10年遅れで普及すると言っている記事がありました(「太陽光の次は蓄電池」、州政府が相次いで普及政策を導入)。
まぁ、これはアメリカでの話ですけれど・・・、でもアメリカで普及が進めば、日本でも進むでしょう。期待はしたいですね。
10年遅れで普及が進むと言う根拠は、今のアメリカでの蓄電池に対する普及支援策が10年前の太陽光に対する普及支援策の状況とよく似ているとことらしいです。10年前と言うと日本ではFITの前身となる、住宅用太陽光の普及策が導入された頃ですね。そこから太陽光は急激に普及してきましたが、蓄電池もそのようにうまく行くでしょうか?
ただ、蓄電池のコストは着実に下がっているようです。2-3年前にテスラ―社が発表したパワー・ウォールは10kWhで70万円ぐらい(工事費別)だったと思います。更に低価版が出るというような話もあったと思います(その後、どうなったかわかりません)。一方で、日本に蓄電池は10kWhで200万円ぐらいします。高いですね! 少なくとも、この差はこれから埋めて欲しいと思います。
蓄電池のコストは少なくともkWhあたり5万円以下になって欲しいです。できればパワー・ウォールの半分ぐらいに・・・。日本でも最近は蓄電池に対する普及支援策がいろいろ出ているので、これから普及が進むかもしれません。太陽光の10年遅れで普及というのは少し厳しいかもしれませんが。
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