訴訟の調査は意外に面白かった

(カテゴリ: 元太陽光発電技術者の独り言)

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「太陽光パネルの反射光で室温が52度になった」事件の調査で、生まれて初めて裁判所に行き、訴訟記録を閲覧しました。訳も判らず裁判所に行って、無事閲覧できたのでホッとしています。もっとも最近のお役所は結構親切なので、訳もわからずに行っても何とかなるだろうとは思っていました。

 

閲覧して感じたのは、裁判になると客観的争いに耐えるだけの証拠を揃えないといけないので、原告・被告ともよく資料を準備しているなということです。お蔭で今回の訴訟にしても、資料を1時間ほど閲覧するだけで、状況がかなり良く判りました。

 

以外に面白いですね。 訴訟の資料は社会勉強するための宝庫のような気もします。

裁判所

ところで、

訴訟記録を閲覧するためには、まず担当している裁判所に出向いていかなければなりません。そこで「事件番号」を指定して閲覧するのですが、この「事件番号」が判りません。その裁判所で調べることができますが、当事者(原告、または被告)の名前が必要です。今回の事件の場合、被告の「JAG国際エナジー」の名前が判っていたので民事で「事件番号」を調べてもらえました。閲覧をする場合、当事者名だけは裁判所に行く前に調べておく必要があります。

 

閲覧を申し込むには「閲覧目的」を書かなければなりませんが、「訴訟準備」と言うことにしました。まぁ、同業者として同じような訴訟を受けないように準備するというような意味で・・・。

 

閲覧対象は「訴訟記録全て」としました。何を指定したらよいのか判らなかったので。しかし、「全て」と言っても、今回の場合はファイル1冊だったので大したことはありませんでした。

 

これだけで簡単に閲覧できましたが、ブログでも書きましたようにコピーはできないので、必要なところのメモをとることになります。単なる調査なら、これで十分です。

 

さて、この後、訴訟がどのように展開するのかが気になりますが、民事の担当に聞いても予定は全く判らないそうです。法廷が開かれるとしてもどこにも公表されないらしく、適当なタイミングで「民事合議係」と言うところに電話して聞かなければならないそうです。

 

よく有名な裁判の傍聴する人がいますが、こうやって調べているのでしょうかね。

 

この事件について傍聴してみたいとは思いますが、何しろ遠いので、結審してから何かの機会で関西に行った時にまた記録の閲覧することにしようと思います。

 

なおこの訴訟の事件番号は 27 (ワ) 710 です。

 

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