IEAからエネルギー需要の長期予測が報告され、そこでは2040年には総発電量に占める再生可能エネルギーの割合は40%になるそうです。(IEA、WEO最新版で世界のエネルギー・システムは再エネ中心に移行と予測)。20年以上先の話なので、それぐらいにはなるかなという気がしますが、日本原子力協会がこれを報じているのが面白いなと思いました。
まぁ、原子力協会は単にIEAの報告を流しただけですが、題に再エネの話を持ってきている点が正直ですね。もっとも、原子力発電も現在の11%から16%に伸びると報じられていますので、原子力協会も客観的に取り扱ったのでしょう。
CO2問題から考えると原子力も有効だということは判りますが、原子力は廃燃料や廃炉の処理をどうしたらよいのでしょうかね。廃燃料は地中深く埋めればよいという話は判りますが、現実に埋設の土地を提供してくれるような自治体があるとは思えません。廃燃料、廃炉の処理がはっきりすれば私は原子力に反対しないですけれど・・・。とにかく、2040年まではかなりの原子力を動かさなければならないようですが、どうなるのか。
IEAの予測では積極的な取り組みをしたら再エネは2040年に60%以上にすることが可能だそうです。その時でも15%は原子力と言うのがIEAのストーリー。いずれにせよ、再エネの内、太陽光がどれぐらいかということまではこの記事には書いてないのが残念でした。どれぐらいかな・・・。
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