最近ヤフオクに太陽光発電所が出品されるということが話題になっています(メガソーラーオークション始まる!)。出品と言っても土地は賃貸なので、発電設備一式と売電の権利が商品になります。約500kWで売電価格32円/kWh、場所は広島県三原市、連系開始は今年の11月、入札開始価格は1億6100万円となっています。落札価格がつりあがらなければ悪くない条件だと思います。
いや、こんな手があったのですね。私はヤフオクを使ったことがありませんでしたが、今回、初めて見てみました。いろいろなものが売られていて、不動産もあります。投資用の不動産も出品されていて、これなら太陽光発電所が出品されてもおかしくないなと思いました。当然、Yahooにいくらか支払うことになるのでしょうが、営業経費を相当節約できるので、まだ新しくて事業基盤の弱い業者の多い太陽光業界にとっては良い販売方法の一つになるのではと思います。
ただ、やはりオークションなので、ある程度太陽光発電事業についての知識が無いと入札は難しいと思います。2月11日までに資料請求し、12日から19日の間に入札しなければなりません。現地確認をして資料内容を検討し入札価格を決めていると、時間的な余裕はありません。大手の会社では社内承認を得る前に入札期間は終わってしまうでしょう。小回りの利く小さな事業者を想定しているのでしょうか。個人だと1億6100万円はきついですからね。
短期間に入札しなければならないという制約はありますが、十分に情報開示されていれば正当な販売方法です。少なくとも勧誘などで言葉巧みに買わせる方法よりはずっと客観性が高い方法でしょう。ここの出品者が言っていますが、少しでも多くの人への販路を広げる方法として歓迎したいなと思っています。
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