太陽光発電にバッテリーを利用する方法についていろいろ検討されています。メガソーラークラスとなるとかなり大がかりになりそうですが、コロンという鹿児島の会社が熊本に設置する予定しているものがありました(鹿児島のコロン、蓄電池併設型のメガソーラーを建設)。ただ、大震災がありましたので、予定通り設置できるのかよく判りません。
この設備はバッテリーを出力抑制対策に使う点がちょっと変わっています。また過積載設計にして、パネル出力がパワコン容量を超える時はバッテリーに蓄えるようにするらしいです。そのため2.5MWのソーラーに対しパワコン2MW、バッテリーは1.2MWhと小さく設計されています。
パネルは既に熊本に設置されていて、先月バッテリーが納入されたようですが、どうなったのでしょう。気になるところです。既に稼働していて、威力を発揮してくれていたら頼もしいのですが。
ところで、
この記事を読むと、「パネル出力をバッテリーに蓄えてから売るという方法はFITでは認められていない」とあり、ちょっと気になりました。確かにこういう方法はFITの価格計算では想定されていませんから、取扱いが難しいかもしれません。しかしバッテリーを使う方法は今後重要になると思われますので、FITにも何とか組み入れて欲しいと思います(バッテリーには別途支援策があり、また私が不勉強なだけで、すでに検討されているのかもしれませんが)。
太陽光発電はFITのお蔭で大きく進展したと思います。一方、バッテリーは昔から進歩が遅く、価格、大きさ、寿命などもっと改良されたらとフラストレーションを感じていました。テスラー社も頑張っているようですが、まだまだ改善する必要があると思います。
災害時にも使えるバッテリーの開発普及、制度面でも進めていって欲しいですね。
コメントを残す