最近またテスラ社が話題を呼んでいますね。最も話題になっているのは屋根そっくりなソーラールーフで、その他にパワーウォールの新製品の話、パナソニックとの協業など立て続けにニュースがありました。まずスレート屋根風の太陽電池について見てみたいと思います。
ソーラールーフについては「テスラが家庭用バッテリーパワーウォール2と屋根タイル一体型太陽光パネルソーラールーフを発表」の記事が詳しいかなと思います。この他、「テスラが発電する屋根を開発、脱自動車メーカーを図る狙いと展望」も良く判る記事です。これらの写真を見ると、確かに普通の屋根と見分けがつきません。
このソーラールーフは普通の太陽電池セルの上にガラスを載せているようですが、そのガラスが上からは透明で斜めからは普通の屋根のように見える仕組みになっているようです。このため地上から見ると普通の屋根のように見えます。一方、上から太陽電池が透けて見え、それを示す写真が記事にもいくつか示してあります。本当に良くでた屋根ですね。
ソーラールーフはソーラーシティと協力して作ったらしいですが、ポイントは上に載せているガラスでしょう。この構造なら普通のシリコン太陽電池が使えますので、最近協力を発表したパナソニックのセルを用いることもできるでしょう。
電気配線をどのようにするのかは良く判りません。その他、発電能力や価格などの具体的な数値も発表されていません。この辺りを見ると、発売まではまだ時間がかかるのかもしれません。発電能力や価格を見ないと評価は難しいところがありますが、見た目では魅力のある商品ですね。テスラはこの辺りの消費者心理を掴む商売がどうもうまいような気がします。日本のメーカーも頑張ってほしいところですね。
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