この前シャープが新しいバッテリーシステムを出したことを紹介しましたが、その記事ではパネルの新製品も紹介していました(半分以下に小型化した6.5kWhの蓄電池、シャープが発売)。
前にも書きましたが、私はシャープがどのように再生されてくるのか興味があり、それを太陽電池関連から追いかけています。前回は蓄電池システムについて触れましたが、今回はパネルについて見てみたいと思います。
簡単な記事ですが、そこでは新製品について次のように書かれています。
- 反射防止膜を改善した
- 再結合防止技術を改善した
- 電極抵抗を低減した
- ルーフフィット型のパネルを4種類追加
このほかクラウド連携のHEMSも出すようです。
いくつか変えたようですが、今までの技術の範囲で少しずつ改善したというもので、特に目新しいものはありませんね。まぁ、シャープはこの1-2年は大変でしたでしょうから、これぐらいの成果が関の山なのかもしれません。現状は、とりあえず前向きに動けるようになったということでしょうか。
鴻海になった効果はいつ頃でてくるでしょうね。鴻海になっても技術的にはそれほど進展しないでしょうが、戦略的に何か仕掛けてくるのかが知りたいところ。さすが鴻海と言うようなことをしてくるのを期待しているのですが。価格では中国に勝つのは難しそうだし、パナソニックはテスラと組んで攻勢をかけてきそうですね。
高値のSi長期購入契約を解消したのはGJですが、これは癌を取り除いたようなもので、新しい戦略と言うものではありません。
まだ、鴻海がどうしてくるのかは見えてこない・・・。
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