メガソーラーで限界集落の活性化に取り組んでいる記事がありました(メガソーラー稼働を機に「限界集落に活気」)。良い話だと思いますが、このような記事には良いところどりをしていることが多いので、気を付けて読まなければいけません(笑)。ま、ざっと見たところ、うまくいっているような印象を受けました。事業を委託した会社が良かったように思います。
委託先はテイクエナジーというベンチャー企業なのですが、太陽光発電だけでなく農業の活性化に興味を持っていたようです。FITの収益を農業の活性化に活用し、特産品のブランド化や観光農園の開発などに取り組んでいます。
メガソーラーを設置した村落は、もはや10世帯19人、平均年齢役70歳という限界集落ですが、これを機にもうひと頑張りしようと言う気になったようです。これからまだまだ大変だろうとは思いますが、そこまで漕ぎ着けただけでも大したものですね。
下の写真はパネルの設置状況です。この設置だと見る人によっては「乱開発だ!」と文句を言われそうですが、村落の意思によって入会地を利用していますので、そういう問題も起こりません。見栄えは悪いですがしっかり設置されているようです。景観問題なんて起こらないですね。
メガソーラーが地域の役に立つと言うのは理想的な形ですが、なかなかうまい組み合わせを見つけるのが難しいところ。ここでは間に立った事業者が良かったのでうまく立ち上がっていますが、欲を言えば、農業活性化させ若い人が戻ってくるところまで行って欲しいですね。この事業者はそこまで狙っているようなので、取りあえず応援。
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