昨日のブログで2050年の太陽光発電導入見通しの話題を取り上げた時、その見通しはパリ協定を多分に意識しているのだろうと書きました。パリ協定について間違っていなかったか気になりましたので、確認してみました。
まずパリ協定の大きな目標は、次の通りです。
- 世界の平均温度上昇を産業革命前に比べて2度以内に、できれば1.5度以内にする
これだと具体的に何をすれば良いのか判りにくいですが、上記の目標達成のために下記の目標が挙げられています。
- 21世紀後半にはCO2排出をゼロにすること
日本政府が「2050年までにCO2を排出しない電源を90%以上にする必要がある」としているのは、パリ協定のこの部分が影響しているのだろうと思ったわけです。間違っていなくてホッとしました。
実際、2050年に向けてCO2排出をゼロにするという企業や団体も出てきています。そういう中で日本政府の90%以上というのは少し甘いところも感じられますが、現実を考えているのでしょうか。アメリカのようにパリ協定を離脱するよりは、ずっと前向きですからね。
しかし、やはり2050年と言うのは遠すぎて、おまけに私は生きていない可能性が高くて実感がわきませんね。昨日指摘しましたように2030年ぐらいなら目撃することができるのですが、と思っていると日本政府の2030年目標があるのを発見しました。日本の目標は「2030年度の温室効果ガスの排出を2013年度の水準から26%削減すること」らしいです。
うーん、具体的にどうなるのか良く判らないが、取りあえずパリ協定についての復習でした。
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