東芝は太陽光パネル事業を続けるのか

東芝

東芝が新しい太陽光パネルを発表しました(住宅用太陽電池モジュール「GXシリーズ」の新発売について)。東芝と言えば今は大変な状況で、虎の子の半導体メモリーを売り払って食いつなごうとしていますが、その中で新しい太陽電池の発表は少し違和感を感じました。

 

エネルギー関連は東芝に残された事業の中で重要なのでしょうかねぇ。原子力関連は先行き不透明になり、再生可能エネルギーは今後伸びそうですが、その中でパネル事業は中国の安値攻勢を受けて日本のメーカーはどこも苦しいはずです。中国に対抗していこうとしているのですかねぇ。

 

ただ東芝のパネルは米国のサンパワーのOEMなため、身軽に続けられる・・・のかなと思いましたが、新製品を見ると4本バスバー。サンパワーの太陽電池はバックコンタクトなのでバスバーは無いはずです。しかもこのパネルはモジュール変換効率17.1%とサンパワーのバックコンタクトほど高いわけではありません。サンパワーでも普通の構造の太陽電池を出しているの? それともこれは東芝の製品? あるいは別の会社(中国?)のOEM? ちょっと判らなくなりました。

 

別にどちらでも良いような話なので、来春の展示会の時にでも聞いてみようかと思います。ついでに東芝が今後太陽電池事業にどの程度力を入れるのかの感触も知りたいですね。こっちの話の方が重要。

 

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2 Comments

太陽光発電道楽人

なるほど。コメント有難うございました。台湾も太陽光頑張っていますからね。東芝はやはりOEMで事業を続けるということでしょうね。

ぶち

はじめまして
東芝はサンパワー以外にも台湾メーカーからOEMを受けているのでその商品だと思います。
中国メーカーよりは高いですが、品質は良いと思います。
台湾では大手家電メーカー系の会社みたいですし。

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