中国のJINERYという会社が両面発電のHJT太陽電池モジュールを開発したそうです(JINERY、世界初HJT太陽電池モジュールが新IEC認証を獲得)。
JINERYって会社、よく知らなかったのですが、2013年の年末に設立され、1.3GWの生産能力を持つそうです。しかし、この記事のHJT太陽電池ってHIT太陽電池のことでしょうか。ヘテロ接合と書いてあるので多分そうだと思います。最近はHITのことをHJTと言うのかなぁ。また、担当した翻訳者が悪かったのが、記者が良く判っていなかったのか、この記事を読んでもJINERYにどれぐらいの能力があるのか今一つ伝わってきません。日本に売り込む気があまりないのですかね。
HITはパナソニックのオリジナル技術ですが、HJTがHITのことだとして、もうHITの特許は切れているのですかね。私がHITのことを聞いたのは25年ほど前だったと思います。特許の期間は出願から20年らしいので、最初の特許は切れていますね。その後、関連の特許が出ていたとしたらまだ有効かもしれませんが、基本特許の部分だけで作っているのなら問題ないでしょう。
JINERYはPERCにも手を出していて、記事ではやたら技術力があるように書いていますが、今一つ全体像が見えません。2-3月のPVEXPOに出展するらしいので、どんなところか見ておきたいと思います。
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