シャープが6インチの単結晶シリコン太陽電池で世界最高の変換効率(25.06%)を達成したそうです(シャープ:6インチサイズの単結晶シリコン太陽電池セルにおいて世界最高の変換効率を達成)。
この太陽電池はパナソニックのHIT技術とサンパワーの集積裏面電極技術を使って作られたもので、シャープの技術を使ったものでは無いのですが、いずれも既に特許期間が切れている筈ですから、シャープは何とかこれらをモノにしようとしたのでしょう。
本家のパナソニックも同じようにHITと裏面電極の太陽電池を研究している筈ですが、シャープの方が勝ってしまったわけですね。しかしパナソニックがすぐに逆転するかもしれません。いずれにせよ同じ技術を使っている限り、ほとんど同じレベルの効率になるのだろうと思います。
怖いのは中国が同じ技術で大幅に安い太陽電池を作ってくる可能性があること。その時はなかなか厳しい競争になると思います。鴻海の力で中国に対抗することができるか試される時でしょうね。
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