数日前に中国のトリナソーラーが太陽電池の開発状況についての発表を行ったようです(「N型両面発電」「軽量ガラス」、中国トリナが新型パネルの開発状況を公表)。軽量ガラスについては何も書かれていませんでしたが、セル技術については同社が採用している最先端の技術が説明されていて、なかなか高い技術力を持っていると感じられます。
ただ、何となく物足りなく感じるのはやはり独自技術が無いからでしょうか。これは中国のパネルメーカー全般に言えることですが、独自性とか新規性については今一つ面白くない気がします。私はよく知りませんが、最近流行の「ハーフカットセル」は中国の技術なのでしょうか? これはちょっと変わった視点で面白い技術だなと思っていますが、どうなのでしょう。
中国の製品は安いという点で魅力的ですが、ちょっとそれだけだと技術的に面白くありませんね。中国が太陽電池で頑張っていることは認めますが、技術導入だけでなく技術開発にも貢献して欲しいです。
まぁ、そうは言っても、日本のシャープも太陽電池の老舗なのに特に独自技術を持っていませんから、大差ないのかもしれませんが・・・。
コメントを残す