太陽光パネルの廃棄問題についてはまだ顕在化していませんが、懸念を示す人も多くいます。そのためか経産省がパネル廃棄問題について現在判っていることを整理し告知しています(2040年、太陽光パネルのごみが大量に出てくる?再エネの廃棄問)。
現在、最も多く使われているシリコン太陽電池に含まれる有害物質はハンダに含まれる鉛程度なので、技術的には廃棄はそれほど難しい問題と思っていませんが、厄介なのは不良業者がきちんとした処理をせずに廃棄してしまう可能性があることでしょうね。特に、
乱開発をして無謀な設置をしているような業者は、都合が悪くなると適当に放置してしまうことは十分考えられます。
経産省もFIT法を改正してこのような業者が出てこないように対策を練っているようですが、うまく行くでしょうかね、相手が悪質ですから。HPの告知を見ても、そこを一番心配しているような気がします。
私は野立て発電所を2基持っています。廃棄については一応考えていますが、完全なものではありません。取りあえず50kWの発電所の廃棄に100万円ぐらいかかると見ていますが、こんなもので良いでしょうかね。それで2ヵ所の内、1ヵ所は廃棄に100万円ぐらいかかると覚悟(?)しているだけで特に何もしていません。もう1ヵ所は年に5万円ずつ積み立てています。いずれにせよ、資金手当てしているだけで、具体的にどうするかは白紙です。そんな先のこと判りませんから、今できることはその程度です。
経産省のHPでは2040年ごろから問題が顕在化してくると見ているようですが、問題顕在化と共に対策もいろいろ出てきて欲しいですね。私としては、想定コスト内で対策が出てくることが一番ハッピーです。
コメント有難うございます。私も、パネルや架台のリサイクルに期待は持っていますが、一応、リスクヘッジで処分費を想定しています。また、20年後も継続して発電したいと思うものの、その時には私は80歳を超えていますので(笑)、子供たちに迷惑をかけないために片づけてしまおうと思っています。もっとも、子供たちが事業継続を希望すればその限りではありませんが。
太陽光発電道楽人さん
おはようございます。不要になったパネルの処分先について、将来的には中古市場が活発化して、買い取ってもらえる時代になるのではないかと思っています。なのでパネルの処分費用は想定していません。
しかし、賃貸土地に設置していた場合には架台の撤去等にある程度の費用がかかると思います。
電力買取の状況次第ですが、土地賃貸を延長して発電事業を継続するのも一つの方法だと思っています。