太陽光の入札ゼロ! 談合???

日本の太陽光発電は高いというのが今やこの世界の常識です。これにはFITで高い買取り価格が設定されていることが原因と言う見方があります。経産省もこれには問題意識が強く、昨年からFITを入札制にし、競争原理で価格低下を誘導するようにしました(ただし、入札制は2000kW以上の大規模発電所の場合だけで、中小規模は従来通り)。

 

しかし第1回目の入札では売電価格の上限を公表して行ったため、落札のFIT価格が公表値近くに高止まりするという結果になってしまいました。そのため今年はFIT買取りの上限価格を非公表にして入札を行ったところ、落札ゼロという結果になってしまったようです(大規模太陽光、入札制足踏み)。

入札ゼロ

落札ゼロ! まさか談合した訳じゃあないでしょうね。経産省もショックでしょうけれど、入札側も驚きのようです。どうやら、経産省の設定したFIT上限価格は、入札者にとって予想以上に低かったからとか。

 

昨年は中小規模太陽光のFIT価格21円で、大規模発電所の入札でのFIT上限価格も21円でしたか。今年の中小規模太陽光のFIT価格は18円。入札側はFIT上限価格も18円かそれより少し低い値と見ていたようです。しかし実際は15.5円。入札側の最も低いFIT価格は16.47円だったそうで、かなり思惑は外れたようです。

 

ある意味、入札自体は公正に行われたという証拠でしょうけれど、まだまだ日本の太陽光発電は高値体質なのしょうね。太陽光発電側は経産省を甘く見ているのか、強気なのか。経産省は15.5円でも利益が出る価格と見ていたそうですが、頑張る会社は出てきませんでした。ちょっと残念。いや、かなり残念。

 

 

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