北海道の地震で止まっていた苫東厚真火力発電所の1号機が復活するようです。まだ試運転してみての話のようですが、とにかく良かったですね。
今回の地震では、一時北海道が全域停電になり、その後も電力供給不安が続きました。大地震の怖さを今更ながら感じます。それにしても、今回の停電に関しては外野がやたらうるさかったですね。原発派は「原発が動いていたら停電にはならなかった」、反原発派は「原発を動かしていても停電になった」などいろいろ言い合いしています。まぁ、ネットの上での議論ですけれどね。
私自身は、緊急事態の時には原発でも使えるなら使った方が良いと思いますが、今のご時世で原発を動かすのは政治的なリスクが大き過ぎるのでしょうねぇ。与党、野党協力して北海道の復興のために原発を時限的に(一年ほど?)動かすという話があれば、私は喝采を送りますよ。幸いにして、北海道電力の努力のお陰で止まっていた火発が動き始めましたので、そういう話はないでしょうけれど・・・。
最近は政府も電力会社も再生可能エネルギーに対する理解が進み、また原発の安全性への意識も高まり、こういう事態への対処を彼らの議論に任せておいても安心できると私は思っています。外野はうるさいだけです。それより、今回も夜発電できない太陽光は緊急時の頼りにならないと言われました。太陽光は早くその点を解決して、頼りになる電源になっていかなければなりませんね。
コメントを残す