ダイアモンド社が住宅用太陽光発電について書いた記事が批判の的になっていますね(住宅用太陽光発電の誤算、「10年で投資回収」は大ウソだった)。確かに酷い記事です。どのように酷いかという点については、ネットに十分流れていますの、ここでは割愛します。それより私は、ダイアモンド社というのはもっとしっかりした会社かと思っていましたが、この記事をみて幻滅しました。
少し太陽光について詳しい人なら、この記事がおかしいことにすぐに気が付くはずです。ダイアモンド社は中身の検証をせずにこのような記事を書いたのでしょうかねぇ。結論のところを見ると、この記事の目的は政府の再エネ政策への批判にあるようですが、中身の検証もしない根拠で政策の批判をするのでしょうか?
この記事が発表された後、多方面から計算の誤りを指摘されたため、ダイアモンド社はそれに対する反論をこの記事に付け足しました。その反論を見ても全く考え方の見直しをしようとしていません。頑なですね。
ただ、誤りであっても計算の過程を記事に載せている点は評価できます。そのおかげで間違っていることが容易にわかります。また、上記のように批判への反論も記事にしているので、それが間違っていることも容易にわかります。まぁ、こちらはダイアモンド社が間違い思っていても、お互いに相手が間違っていると頑なに思っているだけと言われるかもしれませんね。とにかくこの記事を見て、ダイアモンド社が正しいのかどうか判断して欲しいと思います。
それにしてもこの記事、タイトルからして安っぽいですね。「大ウソだった」なんて三流雑誌のアジテーション記事見たいです。もちろん中の文章も安っぽいです。ホントに、ダイアモンド社ってそんな会社だったんですかね。
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