昨日のブログで、太陽光発電にバッテリーを導入するには、バッテリー価格はまだ高すぎるということを書きました。バッテリー価格は世界的に高いのですが、2年ほど前にテスラ社がパワー・ウォールというバッテリーシステムを発表した時は、価格破壊として世界を驚かせました。ネットで少し調べてみるとタイナビでパワー・ウォールの記事がありました(家庭用蓄電池に価格破壊! テスラの圧倒的な強さとは?)。
この記事では13.5kWhで61万7千円。実際には工事費などが余分に必要だと思いますが、これなら4.5万円/kWhでかなり安くなっています。経済性を考えるなら3万円/kWh以下が望ましいのですが、バッテリーを導入すると災害時などへの安心感が増しますから、その付加価値を考慮すると価値があるかなと思えるレベルですね。特に2019年から出てくる卒FITの太陽光は発電コストがほぼタダですから、4.5万円/kWhでも満足できるところでしょう。住宅ですと電力会社から購入する電気代は24円/kWhぐらいですから。
こういう背景から2019年後にはバッテリーの価格破壊、普及があるのではと期待していたのですが、その後のテスラ社はあまりパッとせず、パワー・ウォールもどうなったのかよくわかりません。残念ですね。
ただ、バッテリーが大幅に安くなるとテスラ社が指摘したことは価値があったと思います。バッテリー会社もコストダウンに今までより真剣に取り組むようになったという噂も聞きます。私もこの話があったから、バッテリーは将来きっと安くなり、太陽光がもっと使い易くなる時代が来ると信じられるようになりました。
しかしバッテリー価格が下がってくるのはいつ頃だろうなぁ。10年ぐらいかかるかなぁ・・・。
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