ニチコンという会社が太陽光発電の「2019年問題」を狙ったバッテリーシステムを出しました(ニチコンが低価格39万8千円のV2Hシステムを2019年1月発売)。低価格がうたい文句のようですが、高いですねぇ。
バッテリーを太陽光発電と合わせて使う場合の経済性については、以前のブログで簡単に触れました(「電気をためる」のは太陽光の望み)。そこではバッテリーのコストが3万円/kWhぐらいになれば採算はとれるという計算でした。今回のニチコンのバッテリー容量は、上記の記事には書いてありませんが(なんでこんな重要な情報を載せないのだろう)、調べてみると4kWhと8kWh。これらが40万円と80万円だから、10万円/kWhになりますね。3万円/kWhの3倍以上しています。
まぁ、パワコンが含まれているとか電気自動車への充電ができるとか、いろいろ付加価値もありますので単純には比較できません。
で、家庭で使うなら8kWhぐらい欲しいところですかね。80万円!!! 単純計算なら高いんですけれど、絶対額でみると手の届く範囲。これで停電対策もできるとなれば、80万円出す人は結構出てくるかもしれません。案外、良いところを突いた値段かも。
購入する人が多く出てくれば、バッテリー価格も下がってくるでしょう。どうなりますかね。2019年、楽しみですね。
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