テスラ社は電気自動車のベンチャーとして有名なアメリカの会社ですが、太陽電池にも事業展開し、サンルーフやパワーウォールなどの新商品を発表して業界の注目を集めていました。いずれの商品も発表内容では魅力的だったので私も注目していましたが、それからずっと音沙汰がなく、しかも太陽電池は縮小と言う話もあり、どうなったかと思っていましたところ、最近になって同社の工場屋根に太陽電池を載せるというニュースがありました(世界一のルーフトップ太陽光発電へ!テスラのギガファクトリーで設置を再開)。
タイトルには「世界一」という言葉があり華々しいところはありますが、こういう派手な文句を出すのは同社のお家芸。記事をよく見ると昔始めた太陽電池の設置がなぜか止まっていたのを、最近になって再開したということです。
やはり何か問題があったのですね。しかも世界一と言うのは屋根設置太陽光としてで、また、完成したわけでなく設置再開しただけです。何とか太陽電池設置を再開したものの、写真を見ると使っている太陽電池は普通の太陽電池で、サンルーフは使わないのでしょうか? まぁ、工場屋根なので住宅用のサンルーフを使う必然性はありませんが、何とも物足りないニュースです。
テスラ社は本業の電気自動車でもモデル3を華々しく発表したものの生産がうまく立ち上がらず、最近になってやっと生産し始めたということです。太陽電池でも同じように何かトラブっているのでしょう。この記事の太陽電池設置も、また止まるかもしれませんね。
同社の派手なニュースにはほとんど裏切られているため、私はテスラ社に対してはどうしても穿った見方をしてしまいますが、今回はどうでしょうかねぇ。期待を裏切られることを歓迎します。
コメントを残す